デュタステリドとは
フィナステリドと並んでAGA治療薬の成分の一種です。
生え際部分のハゲにも効果があると言われており、最近はフィナステリドの上位互換として捉えられることも少なくなくなりました。
AGA発症の原因である「5αリダクターゼ」を阻害する作用という点では同じですが
成分的な特性から、デュタステリドはフィナステリドよりも高い効果が期待できます。
AGAの原因を阻害して症状を改善する効果がある
AGAの発症・進行には、「5αリダクターゼ」と呼ばれる体内酵素が深くかかわっています。
AGA発症のメカニズムは次の通りです。
- 5αリダクターゼが、男性ホルモンと結びつく
- 結合変化で悪玉男性ホルモンになる
- DHTが男性ホルモンレセプターに取り込まれ、脱毛因子が増加
- 脱毛因子が脱毛の信号を送る
- ヘアサイクルを大幅に短縮させる
- ヘアサイクルの乱れにより毛髪が減少
- ハゲる
デュタステリドはAGAの発症要因である5αリダクターゼを阻害し、DHTの生成を妨げます。
1に注目して頂いたらわかりますが、「体内酵素(5αリダクターゼ)」を阻害する事によって
AGA発症のメカニズムは 1.から崩れ 抑制されることになります。
ザガーロってどんな薬?
歴史を遡ると・・ 前立腺肥大症の治療薬「アボルブ」の有効成分として開発された薬です。
あとからAGAの改善効果が見込まれ、AGA治療薬「ザガーロ」の名称で処方されるようになりました。
今では色々なジェネリック医薬品もでていて、
購入方法によっては格安で手に入れることもできるようになってきました。
(1ヶ月で2000円〜程度のものもあり、一昔前では考えられないような値段です)
![](https://hageotoko.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_9186-1-e1643513313274-1024x465.jpg)
⇧格安販売サイト(私も利用している個人輸入代行サイト)
結局、フィナステリド、デュタステリドどっちを選べばいいの?
フィナステリド、デュタステリドの違いを表にしてみました。
デュタステリド | フィナステリド | |
医薬品名 | ザガーロ | プロペシア |
作用 | 5αリダクターゼ(Ⅰ型・Ⅱ型)の働きを阻害 | 5αリダクターゼ(Ⅱ型)の働きを阻害 |
副作用 | 性欲の減退、性機能不全、肝機能障害、アレルギー、黄疸、蕁麻疹、頭痛、乳房の女性化など | 性欲の減退、性機能不全、肝機能障害、抑うつ |
副作用 発生率 | 全体の1%程度 | 全体の1%程度 |
一番大きな違いは作用する箇所です。
![](https://hageotoko.com/wp-content/uploads/2022/01/5αリダクターゼ.jpeg)
頭頂部のみで悩んでいる場合はフィナステリドで良いかと思いますが、
生え際の後退を含めて頭頂部以外にも兆しがある場合はデュタステリドの方が良いかと思います。
また、デュタステリドの副作用に関してですが
ジヒドロテストロンを完全に阻害する事で性欲の減退,性機能不全の起こる可能性が
フィナステリドよりも高い為、注意しましょう。
⇧ハゲは治療したいけど、性欲減退や性機能不全は絶対にむりという方は最安のフィナロイドがお勧め
デュタステリドの注意点
薬の長期服用は肝臓に負担をかける可能性があるので、定期的な血液検査で肝機能をチェックしましょう。
実は女性、特に妊娠中や授乳中の女性が服用してしまうと、赤ちゃんの成長に悪影響を与える可能性があるので、女性は絶対に服用してはなりません。また、この薬は皮膚を通しても吸収される薬です。女性や子供が触れてしまった場合は、すぐに石けんを使って水で洗い流します。
組み合わせの問題になるような薬はないようなのでその点は安心ですが
女性や子供が触れない場所に保管する事だけ注意して服用してゆきましょう。
まとめ
ここまで説明してきましたが、デュタステリド、フィナステリドは共に効果の実証されている
優良なAGA医薬品です。根本となる5αリダクターゼ⇨悪玉男性ホルモンの結合変化を抑えられるとなるとAGAで悩んでいる僕たちにとって、こんなに安心なベストパートナーは他にありません。
ただ、あくまでも医薬品なので副作用も抱えていますし、注意点もあります。
副作用に関しては、性機能障害などの報告もあるので、経過を見ながら治療していきましょう。
今現在そこまで進行もなく、予防目的でこのサイトに訪れた方は体に害のない
サプリメントや、育毛剤などから始めてみるのはいかがでしょうか?
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