AGAの三種の神器
ご存知の方も多いかと思いますが代表的なAGA治療薬は
・フィナステリド
・デュタステリド
・ミノキシジル
の三つです。今回は大まかに記事にしていきますので、
気になる方は、上記リンクからそれぞれの成分の記事も是非参考にしていただけたら嬉しいです。
![三種の神器(武器)](https://hageotoko.com/wp-content/uploads/2022/02/weapon-g7d4025cca_640.jpg)
AGAってどうしておきるの?
まずはAGA発症のメカニズムについて、簡単に知って頂きたいと思います。
- 前頭部や頭頂部にある5αリダクターゼが、男性ホルモン「テストステロン」と結びつく
- テストステロンが悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変わる
- DHTが男性ホルモンレセプターに取り込まれ、脱毛因子が増加
- 脱毛因子が毛乳頭や毛母細胞へ脱毛の信号を送る
- 通常2~6年あるヘアサイクルを大幅に短縮させる
- ヘアサイクルの乱れにより毛髪が減少する
- ハゲる
今1〜7までに分けて作ってみましたが、この七段階あるうちのなるべく早いタイミングで、
悪循環を止めてしまえばAGAとの戦いには勝てるということになります。
AGA進行の根本原因である酵素を抑える働き
フィナステリドとデュタステリドは「1.」番の最初に出てくる「5αリダクターゼ(5α還元酵素)」を抑制する作用があります。するとDHTはもちろん、脱毛因子も、脱毛の信号も発生しなくなります。
これでまずは進行が抑えられたことは分かりますね。
乱れたヘアサイクルと、栄養の通っていない毛根を再生する働き
次はミノキシジルについて、簡単に言うと毛を生やして毛周期を延長する働きをします。
脱毛因子に侵食された毛乳頭と、毛母細胞、毛細血管を健康に、元気にしてくれる流れを見ていきましょう。
![毛母細胞,毛乳頭の図](https://hageotoko.com/wp-content/uploads/2022/02/1078517-1024x768.jpg)
毛乳頭細胞は、毛根の中央にしあり毛母細胞に必要な栄養や指令を送る「髪の毛の司令塔」の役割をしています。そして、この司令塔に、毛細血管を通じて、栄養を送り届けているのが血液です。
ミノキシジルは毛細血管を広げ、毛根に栄養が行き渡るようになり、ヘアサイクルを整えてくれる効果(成長期の短縮を改善)があります。
髪を生やすには?
フィナステリドとデュタステリドの違いは、大きく分けると作用する部位です。
フィナステリドは先ほどの5αリダクターゼのII型飲みに作用し、
デュタステリドは殆ど全ての5αリダクターゼを抑制します。
M字が気になる方はデュタステリドの方が効果は出やすいかと思います。
![5αリダクターゼの種類と分布図](https://hageotoko.com/wp-content/uploads/2022/01/5αリダクターゼ.jpeg)
フィナステリドか、デュタステリドどちらが自分に合うのか。
ちなみに5αリダクターゼⅠ型(正式名:5α還元酵素Ⅰ型)は、前頭部に集中しており、頭皮の皮脂腺(脂を出す腺)付近に多く存在します。AGAになると頭皮が脂ぎるのはこのためだと言われております。
ただ、結合してDHTになりやすいのはII型の5αリダクターゼ。
ザガーロが一緒に抑制している5αリダクターゼⅠ型とAGAの相関関係は明確にはなっていないため…。
相関関係が明確でないI型を抑制してしまうのは、見えない副作用リスクを抱える事にもつながります。
また、全て抑制することで性機能に対しての副作用の確率も上がるとの統計が出ているようです。
服用開始から効果が出て来るまで半年程度はかかりますが、I型の抑制で副作用や未知のリスクをとる事を考えると。まずリスクの低い、悪玉男性ホルモンにピンポイントでアプローチできるフィナステリドの服用から始めることをお勧めしています。
ミノキシジルは外用薬か、内服薬か。
ミノキシジルに関しては、私はまず外用薬(スプレー)をお勧めしています。
なぜかというと、内服薬は効果が大きい代償に副作用で「目の腫れ、胸痛、動悸息切れ、不整脈、呼吸不全、狭心症」などが起きる可能性があるためです。
私の場合は半年ほど経ってから動悸と不整脈があり、苦しくなり立ち止まってしまう症状が出たため服用を中止した過去があります。 また、あくまで増毛の代償ですが、全身の毛が濃くなりました。
それからはスプレーのみ使用しているのですが、髪の毛は順調に太くなり、濃かった体毛はある程度は元に戻りました。
ミノキシジル外用薬について
外用薬にもあくまで副作用リスクはありますが、事例では、ほとんどがあっても皮膚炎程度です。
ただ、皮膚からも吸収されるためかと思いますが、濃度と量をあまりにも濃くすると内服薬と同じような副作用が出る事例もあるようなので気をつけましょう。
私の知っているものでは濃度5%〜15%のものがあり、5%から始めて炎症やトラブルがないのを確認しつつ。効果が物足りないようであれば濃度の高いものを使っていくことがお勧めです。
頭皮にできものなどがあると結構痛いので、もし赤くなっていたりする場合は治ってから塗布を始めましょう。
まとめ
これからAGA、薄毛治療を始める方は断然、フィナステリドの内服薬とミノキシジル外用薬が良いと思います。
効果が実証されていて、且つ副作用の確率が少ない組み合わせです。
多少の副作用なら覚悟してる・・。という方もいらっしゃるかと思いますが、薄毛が治ってさて人生エンジョイしよう。ってなった時に胸が苦しくて毛がボーボーで、性器不全がおきていたらどうですか?
僕はよく理解せずに治療を始め、がっくりした記憶があります。
髪の毛が戻ってきても、健康な体を失ってしまったら本末転倒ですよね・・ ( ;∀;)ガックリ
もしあなたがモテたいから、まだまだ遊びたいから。と思って治療を決意したのならば。ハゲを治して終わりではなく、それから異性にモテてたくさん遊ぶところまでをゴールに設定しましょう。
僕は19歳からはげが始まったので本当に⇧の考えの塊でした。
絶対人生エンジョイしてやるって、治療前に誓って多くの時間とお金を薄毛治療に捧げました。
今はそこまでしなくても朝晩5分のケアでハゲは治せる時代です。
くれぐれも高額な契約を迫ってくるクリニックや、怪しいサプリメント、情報には惑わされないでください。
最初クリニックでの高額治療から始まりましたが、現在は個人輸入代行業者を使って購入しています。
対応も良く当初の1/5程度の金額で買えて、髪を維持していくのに大変お世話になってます・・。
僕と同じような境遇の方は ⇧コチラを是非見てみてください。
正直、病院や市販品の金額と比べたら・・・ 顎が外れると思います d( ̄  ̄) アゴ
長めの記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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