~ハゲに奪われた青春の日々~

フィナステリド|AGA治療薬

目次

フィナステリドとは?

デュタステリドと並んでAGA治療薬の成分の一種です。
フィナステリド(プロペシア)は、AGA(男性型脱毛症)の原因となる酵素を抑制することで抜け毛を予防する効果があります。

AGA発症の原因である「5αリダクターゼ」を阻害する作用という点では同じですが
成分的な特性から、デュタステリドはフィナステリドよりも高い効果が期待できます。

AGAの原因を阻害して症状を改善する効果がある

デュタステリドの記事でも触れていますが、5αリダクターゼという体内酵素が原因でジヒドロテストステロンに結合変化します。それから男性ホルモンレセプターに取り込まれ、脱毛因子が増加という流れなのですが

フィナステリド、デュタステリドはそのプロセスを根本から阻害することができる画期的な医薬品です。
ただ、あくまでも医薬品なので副作用も抱えていますし、注意点もあります。

医者にかかって尿検査、血液検査による肝機能の診断などを受けてから服用を始めましょう。

フィナステリドってどんな薬?

こちらもデュタステリドと同じく前立腺肥大症や前立腺癌の治療薬として研究が開始され、
1992年にアメリカのメルク社から『プロンスカー』の名前で認可されて販売されました。

発売後も臨床試験が繰り返し行われ、「髪の毛が増えた。」などの報告が数多くされされました。
この作用を利用し発毛の観点で新薬ができないかということで、
フィナステリドの発毛薬としての本格的な開発が進められてきた歴史があります。


フィナロイド(フィナステリドのジェネリック:プロペシアと同成分)

フィナステリドとデュタステリドの特徴

最も重要な違いとして、デュタステリドが5α-還元酵素「リダクターゼ(Ⅰ型,Ⅱ型)」
の両方を阻害している一方で、フィナステリドは、Ⅱ型5α-還元酵素のみを阻害しているということです。
この阻害している酵素が違うことにより、効果、副作用などに影響を及ぼしています。

デュタステリドではほぼ完全にDHTの合成を阻害するので、性的機能に影響を与える可能性があります。
逆にフィナステリドはDHT合成を完全には阻害してないので、
性的機能に影響を与える可能性はあまりないとの検証結果が出ています。

5αリダクターゼ(Ⅰ型,Ⅱ型)の分布図
5α-還元酵素(Ⅰ型,Ⅱ型)の分布図

フィナステリドの注意点

薬の長期服用は肝臓に負担をかける可能性があるので、定期的な血液検査で肝機能をチェックしましょう。

また、女性への投与は認められていません。特に妊娠中や授乳中の女性が服用してしまうと、赤ちゃんの成長に悪影響を与える可能性があるので、女性は絶対に服用してはなりません。
※この薬は皮膚を通しても吸収される薬です。女性や子供が触れてしまった場合は、すぐに石けんを使って水で洗い流します。

組み合わせの問題になるような薬はないようなのでその点は安心ですが
女性や子供が触れない場所に保管する事だけ、しっかりと注意して服用してゆきましょう。

まとめ

根本となる5αリダクターゼ⇨悪玉男性ホルモンの結合変化を抑えられるとなると
AGAで悩んでいる僕たちにとってこんなに画期的な薬はありません。
薄毛で悩んでいる部位によって、どちらを服用すれば良いか。摂取量は何mが適切gか。
は医者の判断になるので。一度診察を受けてみましょう。

効果の実証されている優良なAGA医薬品ですが、副作用も抱えていますし、注意点もあります。

今現在そこまで進行もなく、予防目的でこのサイトに訪れた方は体に害のない
サプリメントや、育毛剤などから始めてみるのはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

高校卒業と共にハゲが進行。一時は絶望したが、根気強く知識をつけ、給料と貯金を全て叩いて治療に専念。今では見違えるほど回復した。

この経験を、一人で悩み、抱え込んでいるあなたへ届けたい。
大丈夫、あなたの髪は生える。乗り越えた先は、以前よりもっと明るい。

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