髪の毛のケアってなに？
言うまでもないですが、髪の毛は1本1本、生きています。
土台が頭皮にある以上、いくら外側からのケアに力を入れようと限界があるのです。
髪の毛を染めたり、パーマをかけたり。
トリートメントしたり、ワックスをがっしりとつけたり。
自分をよく見せる道具として都合よく使ってしまっていませんか？？？
そのつけが来て薄毛への道に引きずり込まれてしまわないように、
髪の毛の立場に立って、髪と頭皮のために何ができるのかを考えていきましょう。
真の髪ケアとは？
最初に提唱させていただいた通り、見かけを良くするだけの外側のケア（トリートメント含む）
は髪のためではありません。
そもそも髪を痛めつけずに、栄養をしっかり取れていれば健康的な髪が生えてきます。
（何かの病気や大きなストレスなどを除いて）
染めたりパーマをあてたりって。髪の毛からしたら痛めつけられているだけなんですよね。
痛めつけた髪の毛を外側からケアしてやって、それが真の髪の為のケアかと言われたら・・・
あまり納得がいきません。本当に大事にしていると言うのであれば
・髪の毛がどんな成分でできているのか。
・どんな仕組みで永続的に髪の毛が伸びてくるのか。
・逆に何があると、髪の毛の成長を阻害するのか。
まずこのあたりを把握していかなければいけません。
薄毛に悩みたくない。切れ毛、抜け毛、頭皮の炎症などのトラブルは避けたい。
こんな方はぜひ考えながら呼んでいただけたらと思います。
髪の成分は？｜効率的な栄養摂取の為に。
毛髪の化学的な構成成分は、大部分がタンパク質であり、残りは脂質、メラニン色素などです。
毛髪のタンパク質は、シスチンというアミノ酸が多いのが特徴です。
と言うことで基本的に上質なタンパク質をしっかり摂っておけば問題ないでしょう。
牛、豚、鳥と。青魚も含めて食べておくと良いです。
魚の中でも特に青魚にはオメガ3脂肪酸というケラチンの生成を助ける成分を豊富に含んでいます。
※オメガ3脂肪酸＝ DHA,EPA,α-リノレン酸の三つ
髪の生成の過程で必要な栄養素
先ほどのオメガ3脂肪酸もそうですが、ビタミンはしっかり摂ったほうが良いでしょう。
そして、あとは特に水溶性ビタミンの２種
ビタミンCと、ビタミンB7（ビオチン ）は摂っておきましょう。
接種しておけば確実に健康的な髪と、肌の生成に一役買ってくれます。
ビタミンCに関してはフルーツや葉物の野菜に多く含まれており
ビオチンは豆類、ナッツ類、バナナ、卵なんかにも含まれています。
最後にシスチンというアミノ酸の一種です。
抗酸化作用や皮膚の紫外線防御作用 があると言われているアミノ酸ですが。
髪の基本要素（毛髪の硬さ、弾力性）として力を発揮しています。
こちらは成分量の多いもので卵、肉、牛乳、種子類が挙げられます。
こう考えると、卵、青魚、フルーツ ざっくりですが
ここは髪に大事な栄養素を多く持っているので、意識して食べて頂けたら良いかと思います。
パーマ、ブリーチの影響は？
まずブリーチからいきましょう。
ブリーチはメラニンを壊しながら髪色を抜いていくものです。
その過程でキューティクル（髪の表面を覆っている丈夫な膜）も傷つけてしまうため
外部から守る力が弱り、パサつきや枝毛切れ毛が増えてしまいます。
ちなみに傷ついた髪は、水分が抜けた状態になり
髪に必要だったタンパク質まで流れ出てしまいます。
一度傷つくと修復する能力はないため、外側から常にケアを行いダメージの進行を抑えなければなりません。
そして次にパーマ,縮毛矯正ですが、髪内部で結びついているタンパク質を、薬剤で切ります。
柔らかくなった髪をロッドで巻いたりアイロンで伸ばしたら タンパク質を再結合させます。
その後、ロッドで髪を巻く・あるいはアイロンで髪を伸ばした後に、
再び専用の薬剤で髪内部のタンパク質達を結びつかせることで形状維持されます。
縮毛矯正のように熱を使って矯正するとダメージが大きくなるので
あまりおすすめではありませんが。
毎日ヘアアイロンをする方、うまくいかず何度も何度も同じ箇所を通してしまう方
は矯正してしまってもいいかもしれません。
毎日何度も同じ箇所へ熱を加えると、これも3か月から半年でもっと酷い状態を招きます。
時間短縮にもなるのでセットの頻度が多い方は、パーマに限ってはおすすめです。
まとめ
普段私たちは、健康的な髪の毛が生えていることを当たり前のように感じていますが。
若いうちの頭皮へのダメージは
蓄積され、将来の抜け毛や薄毛に
つながります。
頭皮が傷付けばそこに流れている血管が細くなり
いつかそこから栄養が供給されなくなって弱々しい細い髪の毛になっていきます。
そんな悪のスパイラルを続けていれば、ゆくゆくは生えてこなくなってしまいます。
今は若いしいいや！ ではなく。 若い、今だからこそ。
将来の自分のために健康な体、頭皮、髪の毛をいたわり、育みましょう。
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